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ミュンヘン出張所活動報告 2022年6月 荒関美智子

城山ミュンヘン出張所 2022 年 5月報告 荒関美智子

 5月出張所月次祭を美智子、セバスティアンでつとめさせていただきました。

 その他、娘の陽子と美智子が、ワークショップ「戦争―大災害―病気 この時代における私たちの怒りと挑戦、そして親神様からの考えられ得る解答とは」に、南紀大教会の榎本ひささんと共に参加しました。ここで議論となるのは、このワークショップを訪れて下さった方々が経験したここ二年間の新型コロナおよびウクライナ戦争への怒りと感情、そしてもし可能ならば、親神様がこうした事態を通して意図されようとしていることとは何かを見つけ出すことでありました。加えてなされた討論の内容は、この怒りをいかに乗り越え、それぞれにとっての一つの解決と見えそうなものを得ることができるか、というものでした。

 開催場所には、榎本ひささんの知人であるハンガリーとイタリアの方々も参加され、またリモートではパリの長谷川所長と、天理の奥山氏が参加してくれました。長谷川氏が指摘くださったことは、なぜこのような事態に発展し、現在もなおそうした事態が進行中なのかに関して、おおむね言えることは人間の互いの行動への信頼の欠如が根本理由であろうとのこと、そして長谷川氏が私たち参加者に求められたことは、人救けのため、陽気ぐらしのために共に邁進する、ということでした。全体として大変人間味あふれる内容で、専門的にも興味深いワークショップでした。継続的開催がなされることを参加者全員が願うものとなりました。

 (※本文中には記載されておりませんが、このワークショップは5月7日ウィーンを会場に開催されたものです。菅井記)