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村上修徳通信 2022年9月

令和4年7月所感

 7月を終え、今回で三回目の夏をマールブルクで過ごさせていただきました。今年の夏は例年より暑い日が続きましたが、8月に入るとその暑さも幾分穏やかになったように感じます。今まではコロ ナ禍のためマールブルクでも様々な行事が中止されていましたが、今年は中止されていた行事も順次開催されるようになり、街も賑やかな雰囲気になってきました。今月も身上元気に勇んで勉学に励ませていただきましたことを改めて感謝いたします。

 今学期の講義も7月下旬には全て終え、試験と論文作成の期間に入りました。この学期は、2020年よりオンラインで行われていた講義が全面的に対面式の講義となり、久しぶりに生の講義を体感出来た実りある学期として講義を終えさせていただきました。講義の全日程を終えた後は、試験期間となり、7月末に早速一つ目の試験を受けさせていただきました。今回の試験では、準備を前々から行い、ある程度仕上げることが出来ましたので、無事合格することが出来ました。8月に入りますと次は論文の作成に取り組む期間に入り、現在はそれらの提出に向けて準備を進めております。

 講義が終了し、課題に追われる日々が終わり、ひと段落ついた形ではありますが、今一度気を引き締め直し、気持ちを新たに次の課題へと向かっていきたいと思います。留学期間も残り僅かとなってきておりますので、最後まで悔いのないように勇んで取り組ませていただく所存です。